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ニュージーランドの大自然を満喫するには、やっぱり実際に自分の足で歩いてみるのが一番♪ この国にはあらゆる場所にウォーキング・トレッキングコースが設けられています。手軽にちょこっと散歩レベルのウォーキングコースから、山小屋に泊まりながら何日間もかけて歩く本格的なトレッキングコースまで、その種類は様々。 自分が見たい景色や体力レベルに合わせて、自分スタイルのウォーキングができるのも、トレッキング天国ニュージーランドならではの醍醐味と言えるでしょう。 このページではニュージーランドのトレッキング事情、基本的な知識等の簡単な説明に加え、トレッキング初心者だった私が実際に歩いたコース等(ほとんどが日帰りコース)を写真入りでぼちぼちと簡単にご紹介したいと思います。 *体験記は今後ぼちぼちとアップしてゆく予定です。 |
1) トレッキングとは・・・ 2) トレッキングコースについて 3) 固有植物、動物とDOC(環境保護局)の役割 4) ニュージーランドの9つのグレイトウォーク 5) 特色豊かなニュージーランドのトレッキングコース 6) トレッキング装備について 7) 登山計画書 8) 個人で楽しむか、ツアーで楽しむか 日帰りトレッキング体験記 お勧めトレッキングコース (私の中のランキングです) |
1) トレッキングとは・・・ トレッキングとは、言い換えればハイキングのことです。もう少し細かく言うならば、軽い散歩程度のものはウォーキング、山歩きや中程度以降のレベルのものはトレッキングと使い分けされる場合が多いようです。また、ニュージーランドではトレッキングは「トランピング」とも呼ばれています。 2)トレッキングコースについて ニュージーランドにはありとあらゆるところにウォーキングコースやトレッキングコースが設けられており、気軽に自然探索へ出かけることが出来ます。 ほとんどのコースはDOCという環境保護局や、市の団体などによって整備、標識されており、コースの詳細(地図やアプローチの仕方など)が記載されているパンフレットが用意されています。 パンフレットは各地域のインフォメーションセンターや、DOC(観光保護局)が運営するビジターセンター、あるいはユースホステルなどの宿泊施設等で入手することが出来ます。 ↓外部リンクです。ご参考まで DOCのWalking and Trampingのページ 3) 固有植物、動物とDOC(環境保護局)の役割 DOCとはDepart Of Conservation(環境保護局)の略名で、彼らは上で述べたような、トレッキングコースの整備、情報提供のほかにも、国立公園の整備や害獣の駆除などの自然保護という大きな役割を担っています。 ここニュージーランドには現在約40種類のリジット固有両生類、約35種類の固有鳥類、3種類の蛙と2種類のコウモリ、約2,500固有植物が存在していますが、中には絶滅の危機に瀕しているとても貴重な動植物もあります。 DOCが膨大な時間とお金と労力を費やしてそれらの保護活動を行ってくれてるおかげで、今日の自然大国ニュージーランドが存在しているのですね。 4) ニュージーランドの9つのグレイトウォーク ニュージーランドには「グレイトウォーク (Great walk)」と呼ばれる、代表的な9つのトレッキングコースがあります。そのほとんどが国土の約%を占める13箇所の国立公園内にあり、山小屋に宿泊する平均3日ほどのもの。「ニュージーランドらしい」いろいろな景色を楽しめるとあって、国内外問わず多くのトレッカー達に人気があります。 どのコースもある程度の体力とトレッキング経験が必要とされています。これらのコースはすべてDOCによって管理されており、細かい情報提供もされています。 今のところ、グレイトウォークの中で私が実際に歩いたコースは日帰りも含めると、9箇所のうちの4箇所(トンガリロ、エイベルタズマン、ミルフォード、ケプラー)のみですが、やっぱりグレイト=Great=素晴らしかったです。 いつかは全てのコースを制覇したいと密かに企んでいます。 ご参考までに以下、「9つのグレイトウォーク一覧」と「14個の国立公園一覧」を記します。 |
9つのグレイトウォーク一覧
↓外部リンクです。 地図などもダウンロードできます。ご参考まで。 DOC(NZの環境保護局)の9つのGreat walkのページ |
5) 特色豊かなニュージーランドのトレッキングコース その他にも、上で述べたような国立公園内のウォーキング・トレッキングコースとは一味違ったコースも沢山あります。 例えば街の様子や歴史、産業を散策できる「シティーウォーク」や、のどかな牧場を横断する「ファームウォーク」などなど。地域によって異なるニュージーランドの様々な表情。それらを見れるウォーキングにでかけてみるのもお勧めです。 6) トレッキング装備について ニュージーランドの天候は「一日のうちに四季がある」とよくいわれるくらい変化が激しいです。山間部の天候はなおさらのこと。トレッキングに出かけるには、ほんのちょっと日帰りのつもりでも、しっかりと装備してゆくことが大切です。 特に下記数点は必須です。 *日焼け止め・帽子・サングラス(日本の紫外線の7倍の太陽光線にご注意!) *防寒着(風を通さないタイプのジャケットが便利です) *雨具 *飲料水・非常食(チョコレート等) *ファーストエイドキット *地図 そのほか、宿泊の有無や場所、コースの難易度に合わせて、食料や衣類など、それなりの装備が必要となってきます。予め情報収集をして、万全な体制で臨むのが楽しく歩けるコツです。 なお、宿泊の場合は事前に山小屋利用の手配(ベッド予約、料金の支払い)が必要な場合があります。まずはトラック管理者(DOCや個人所有者など)の情報を参照することをお勧めします。 7)登山計画書 トレッキングコース(特にオフシーズン(冬期)やあまりひと気のない場所)に出かける場合、万が一に備え自分がこのコースに歩きに行っているという情報を第3者に知らせておく必要があります。 DOCのビジターセンターには「Intention box」(Intentionとは「計画」の意味)という箱が設置されており、登山者の名前や宿泊先、連絡先、、行き先、出発時間、下山予定時間などを記入した紙を投函することで、DOCのスタッフに知らせることが出来る仕組みになっています。 ビジターセンターが近くにない場合などは、宿泊施設や友人に知らせておくなどの手段もありますが、DOCに申し出るというのが基本となっているようです。 トレッキングから帰ってきたら、必ず忘れずに無事帰還の連絡をしましょう。さもないと捜索隊が出動し兼ねませんからね。 8) 個人で楽しむか、ツアーで楽しむか ほとんどの日帰りウォークは自分で歩くことが出来ます。もちろん植物や地域の情報を説明を聞きながらのガイド付きツアーに参加するのもひとつの選択肢です。 宿泊が必要になってくるような場合は、自分のレベルとコースのレベルに合わせて個人で歩くかツアーに参加するかを選択すると良いと思います。ガイドツアーがないところはもちろん自分(達)で歩くしかありませんが。 日帰りと、泊りがけどちらにせよ個人で歩く場合は、事前調査をしっかりすることが大切です。自然の驚異に呑まれ、取り返しの付かないことにならないよう、くれぐれも気をつけましょう。 |
日帰りトレッキング体験記 (38番と40番のみ泊りがけトレッキングです) ↓下線のある名前はクリックするとトレッキング体験記ページへ飛びます。 今後頑張って更新します!m..m
赤線:トレッキングルート 青色:湖 水色:主要道路 |
お勧めトレッキングコース (著者の独断と偏見によるランキングです)
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