トレッキング体験記(トラックNo14)

トラック名 キャッスルヒル(Castle Hill)・・・・・・>位置及びフォトギャラリーはこちらを参照
所要時間及び距離 :1−2時間、2−3km、標高差150m
スタート日時 :2003年9月13日午後
参考文献地図 :202 GREAT WALKS -The Best Day Walks In New Zealnd- REED社


 南島最大の都市クライストチャーチから車で1時間の距離、爽快にドライブをしていると突如ハイウェイ73沿いの小高い丘にそびえたつ奇岩群が見えてくる。その存在感はまさにイースター島のモアイ像も顔負け。正体は隆起と風化によって作られた自然の造形物、石灰岩の塊なのだが、高いものでは13メートルもあり、その形は実に様々。大昔にはニュージーランドの原住民族であるマオリの人々が寒い時期に雨風をしのぐ為に使っていたとも言われているが、現在ではその特殊な形が活かされ、ロッククライマー達のお楽しみの場所となっている。特に観光で有名な場所ではないが、車での旅行であればクライストチャーチからアーサーズパスに向う途中に立ち寄ってみては?体験記↓では私が見つけた「きのこ岩」「ゴリラ岩」などの写真を掲載。





ハイウェイから見たキャッスルヒルの全体写真。

角栓パック(使用後)に見えるって? 確かに(笑)

クライストチャーチからアーサーズパスに向って車で走ってる場合、
ハイウェイ沿い左側にウォーキングの入り口があるので、
その近くに縦列駐車ができる。

気持ちのよいほどの直線道なので、飛ばしてる車には要注意。

スタートポイントから丘のふもとまで、
平坦な牧場地をウシに手を振りながら400mくらい歩く。


 











丘のふもと到着。

看板には
「自然の彫刻」と書かれており、
ロッククライマーに人気とのこと。
なんとなくトラックの標識があるので、
岩を見上げつつ歩き出してみる。


 








 こ、これはかなりでかい。落ちたら痛いね。余裕で10メートルはあるなあ。
と感心しながら進む。
ちなみに、写真右下に見える、芝生が薄れた感じの道がトラック。

 それにしても、ひとっこひとりいなくて寂しいなあ。
っていうか、この
静けさと巨岩のコンビネーションがちょっと怖いカモ。。。












怖いかも、、、と言いつつも、トラックからはずれ、探検開始。

すると、あるわあるわ、変な形の岩たち。

左側の岩は、
舌を出したゴリラに見えませんか?

右側のは
への字口をしたおばけに見えませんか?^^

 









無風の穏かな日で、水面のリフレクションが綺麗でした。

ただ、この静けさが、ホントにちょっと怖かった。


別に私は特殊な能力を持ってるわけでもないけど、
奇岩たちのざわめきが聞こえてくるような、そんな感覚。。。


 








比較までに、写ってみました私。

10秒のセルフタイマーです。
走って登りましたよ。だって誰もいなかったんですもの。

それにしてもこの岩、
踊りたくなるような
お立ち台ステージですよね。

 








はい、見つけました、きのこ岩

 












こののぞき窓のような

隙間がたまらなくて。



ちなみに、この先は

がけっぷちでした。




探検するのは楽しいけど、

いきなり足場が悪くなるところもあるので、

注意が必要です。















キャッスルヒルという名の丘なだけあって、
お城の遺跡のようにも見えますよね。

この写真、この日一番の撮れです。

ちょっと散歩のつもりが、気がつけば2時間近くも徘徊してた。。。

岩の陰がだいぶ長くなってきたので、今日の宿へと急ぐことにしました。


おしまい。


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