旅行記・・・小旅行(9)冬の雪山を歩く・・・
主な訪問地  キャッスルヒル・クレイギーバーン森林公園・アーサーズパス国立公園・パパロア国立公園ネルソンレイクス・ルイスパス・マルイアスプリングス・ハンマースプリングス
目的   夏(2003年2月)に友人と敢行した南島1周旅行4000kmの旅では時間が限られていたためにほぼ素通りとなってしまっていたアーサーズパスエリア等をじっくりと見るため。
日程 2003年9月10日〜9月22日(23日間)
交通手段 マイカー
同行者 なし
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第1日目◆クライストチャーチ →(60km) スプリングフィールド
 これからの長旅に備え、市内の超大型スーパーで買出し後、まったりと午後からの出発。9月とはいえこの時は寒い日が続いており、数日前には雪の影響で峠越えの道が封鎖されていた。

 この日はまず様子を見るべく、峠を越える前に位置するスプリングフィールドという小さな街のYHAにて宿泊することに。

 ここの経営者さんは、日本人の女性とNZ人の旦那さんだった。旦那さんどころか3人のお子さんの流暢な日本語にはびっくり。アットホームで温かい宿だった。
  
第2日目◆スプリングフィールド →(30km) キャッスルヒル →(15km) クレイギーバーン
 快晴の朝。昨日からの雨のせいで、峠(ポーターズパス)付近は
路面が凍結しているものの、この分ならすぐに溶けるだろうとのことなので、
朝10時頃に出発。

 走ること20分くらいで、雪山の景色&クネクネのぼり道が始まり、
おのずと
高揚感が高まってくる。






 峠付近は確かに路面が濡れているものの、
強い日差しのおかげで凍結はしておらず、ホッとしながらのドライブ。




 上りがひと段落したところで寄り道下車&散策。


 すると、峠付近から出ている山道(リンドンロード)に、
オレンジの閉鎖(CLOSED)と
びっくりマーク標識3連続を発見!!



初っ端から三つも黄色い警告標識が立っているこんな道、
雪で閉鎖されてなくても通りたくないのう・・・
と思うのは私だけかしら(笑)

上り同様に下りも慎重に運転し、無事峠越え完了。




 
そして、 気持ちの良い天気の中、
山景色を楽しみながらドライブをしていると、
突如
遺跡のような奇岩群が目の前に広がってきた。



 ここがまず一番目の目的地、「キャッスルヒル」


 自然作用によって出来た石灰岩群なのだそうだけれども、
とっても不思議な風景。

周辺にはいくつかのウォーキングトラックがあるので、
さっそく歩きまくってみた。



トレッキング体験記はこちらをどうぞ☆ 
◆キャッスルヒルビレッジ デイウォーク3時間・・・体験記はこちら
◆キャッスルヒル デイウォーク2時間・・・体験記はこちら←オススメ! 


この写真はキャッスルヒルデイウォーク体験記より


 
同じ場所をいろんな角度から見れて満足。
日も暮れてきたことだし、先に進むことに。



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 次は、更に車で数十分走ったところの、
「ケーブストリーム」という洞窟を見学すべく停車。


 
 これも自然の造形物で、
川が洞窟の中を通り抜けている

 洞窟の全長は500mくらいかな。出入り口までは遊歩道が伸びており、
近くまで行って見る事が出来る。
 (右の写真を拡大すると、赤い矢印のところに洞窟の出口が見えます。

 


しかも、見るだけでなく、なんと、その中を水に浸かりながら
ケービング(洞窟の中を歩くことが)できるらしいのだ。



↑これは洞窟入り口。右から流れてきた川が、
左方向にある穴へと、勢い良く流れ落ちて行ってる様子。
ずっと見てると、吸い込まれそうだった。。。

音も凄くて、何か、大きな生き物のようにも感じた。



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 さて、今夜宿泊するお宿は「フロックヒルロッヂ」。 
ケーブストリームからはほんの数十分の場所だ。

 

 街でも村でもなく、
山間部にぽつんとある農場?兼宿泊施設だけど、
翌日に予定しているクレイギーバーン森林公園のトラックに近い唯一のホステルなのでそこに泊まる事にした。

 お客は私だけかと思いきや、
修学旅行か何かのティーンエイジャーで大賑わい。。。


 予約無しで飛び込んだもんだから、危うく泊まりそびれそうになったけど、
なんとか空き部屋を見つけてもらって無事宿泊。

 ホステル中が
若さでうるさかったけど、
どうやら、うたたねしているうちに爆睡していたようだ。


(ダイヤモンドダストの朝等)









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